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射精(精液放出)過程 [精液]


射精(しゃせい)とは、オスの生殖器から精子を含む精液を放出すること。魚類や両生類など水棲動物の射精は「放精」と呼ばれる。人間男性の射精について、通常は性的な刺激に対する反射として男性器から精液が放出される(射精する)。

ただし、睡眠中に自然に射精こともあり、そのような場合は「夢精」と呼ばれて区別される。前立腺のマッサージによって起こったり、稀ではあるが前立腺の疾患が原因で引き起こされることもある。射精が起きるほとんどすべての場合、陰茎は勃起している。その男性にとって初めての射精を「精通」(しばしば第二性徴期に起こる)という。性行為の際に射精が異常に速やかに起こることを「早漏」、その反対を射精障害(遅漏)という。

人間射精の過程は大きく分けて二つの段階からなり、精液が尿道前立腺部に集められる過程(エミッション:emission)と、精液が尿道を経由して外尿道口から放出される過程(イジェキュレーション:ejaculation)とに分けられる。通常、「射精」と呼んでいるのは後者を指す。

射精の前段階

性的な興奮が高まると、精巣(睾丸)が少しずつ陰茎の根本の方にせり上がる。そして陰嚢が小さく引き締まり、精巣は外から見て分からない程になる。この段階では性的刺激を中断したり、陰嚢を引き戻したりすれば、射精へは至らない。俗に、この段階で射精を我慢することを、「寸止め」と言ったりする。

射精移動の段階

さらに性的な興奮が高まると、精巣上体(副睾丸)尾部に蓄えられていた精子は少量の分泌液とともに精管の蠕動運動によって精管末端部にある精管膨大部まで順次運ばれ、精子はここで射精の瞬間まで待機する。ついには性的な興奮が頂点に達する(オーガズム)と脊髄の中にある射精中枢が反応し、射精反射が発生する。脳が関与できない反射のため、この段階に入ると意思の力で射精を抑えるのは困難である。

膀胱括約筋が固く収縮するとともに前立腺液が尿道前立腺部に排出され、精管膨大部に蓄えられていた精子も射精管を通って尿道前立腺部に押し出される。この過程がエミッションである。このとき膀胱の出口は固く閉じられているので精液が膀胱に逆流することはない。一方、尿道括約筋も固く収縮しているので精液は行き場を失い前立腺内で内圧が非常に高まる。これがいわゆる射精直前の感覚である。

精液放出の段階(射精)

第二段階(イジェキュレーション)は尿道括約筋が弛緩することから始まり、前立腺内に充満した精液の内圧によって一気に押し出され、尿道の球海綿体筋などの働きによって陰茎先端の外尿道口から勢いよく放出される。同時に精嚢の平滑筋も収縮を繰り返し、精液の約7割を占める精嚢液が少し遅れて律動的に放出される。そのとき肛門括約筋もまた収縮を繰り返す。

この射精の律動は、1秒内外の間隔で数回にわたって連続して発生する。回数が進むに連れて次第に間隔が開いていき射精の勢いも減少し、急速に勃起が解けていく。

ひとたび射精すると、次回の勃起および射精までは時間的間隔を置かなくてはならないことがある。

射精の前に尿道球腺液も分泌される。

勃起していない状態で床に寝そべって、腰部をこすり付けることによって快感を感じ射精する手法もある。


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